ヨーグルティア Sはヨーグルト専用にあらず
ヨーグルト作りは、タニカが製造販売する「ヨーグルティア S」の代表的な使い方です。でもヨーグルティア Sで作れるものは、ヨーグルトだけではありません。甘酒、塩麹、醤油麹、発酵あんこ、味噌など、温度と時間を変えることで、家庭でもさまざまな発酵食品を楽しむことができます。
家庭で発酵食品や麹食品を作るとき、仕上がりを左右する大きな要素が、温度と時間です。
ヨーグルトは、乳酸菌が働きやすい温度を保つことで作られます。甘酒や味噌など米麹を使うものは、米麹に含まれる酵素が働きやすい温度を保つことが大切です。塩麹や醤油麹も、麹の働きを活かしやすい環境を整えることで、仕上がりが変わります。
作るものによって仕組みは少しずつ違いますが、家庭で作るときに共通して大切なのは、適した温度を一定の時間保つことです。
ヨーグルティア Sは、25〜70℃まで1℃単位の正確な温度調整が可能で、最長48時間までタイマー設定ができます。発酵食づくりに大切な温度と時間を、家庭でも管理しやすい。それがヨーグルティア Sの大きな特徴です。
難しい調理機械ではなく、家庭で発酵を続けやすくするための道具と考えると分かりやすいかもしれません。
ヨーグルティア Sで作れる発酵食品の一例
まずは基本のヨーグルトから
ヨーグルティア Sを初めて使うなら、まずおすすめしたいのはヨーグルトです。ヨーグルトは材料もシンプルで、毎日の食卓にも取り入れやすい発酵食品です。
- 朝食に
- フルーツと一緒に
- 水切りして料理やスイーツに
- ソースやドレッシングにも
手作りヨーグルトは作って終わりではなく、食べ方を変えることで続けやすくなります。
最初は基本のレシピ通りに作り、慣れてきたら好みのかたさや酸味を見つけていくのがおすすめです。
甘酒も作れます
ヨーグルティア Sでは、甘酒づくりもできます。
甘酒は「発酵食品」として紹介されることが多い食品ですが、米麹甘酒の甘みが生まれる主な仕組みは、微生物が増えて発酵することではありません。
米麹に含まれる酵素が、ご飯のでんぷんを糖に変えることで、甘酒らしい自然な甘みが生まれます。この働きを糖化といい、甘酒づくりにおいては米麹の酵素が働きやすい温度を保つことがポイントとなります。ヨーグルティア Sは、その温度管理を助けてくれます。
甘酒はそのまま飲むだけではなく、いろいろな楽しみ方があります。
- 豆乳で割る
- ヨーグルトにかける
- スムージーに入れる
- 料理の甘みづけに使う
- シャーベットやスイーツに使う
甘酒を暮らしに取り入れると、ヨーグルティアSの使い道はさらに広がるでしょう。
塩麹・醤油麹で、料理をもっと楽しく簡単に
ヨーグルティア Sでぜひ試してほしいのが、塩麹や醤油麹などの発酵調味料です。
塩麹は肉や魚の下味に。醤油麹は冷奴や卵かけご飯、炒め物やたれに。冷蔵庫に発酵調味料があると、「味つけをどうしよう」と迷う日にも、料理が気楽になります。
発酵調味料は、市販品でも楽しめますが、家庭で仕込むと、自分の料理に合わせた使い方を見つけやすくなります。ぜひヨーグルティア Sを使って塩麹や醤油麹を作ってみてください。
発酵あんこや味噌も
ヨーグルティア Sは、甘酒や麹調味料だけでなく、発酵あんこや味噌づくりにも活用できます。砂糖を控えたいときや、発酵食品をおやつに取り入れたいときに、発酵あんこは楽しみやすい選択肢です。また、味噌のように大豆や麹、塩などの素材を選んで仕込めるものは、家庭で作る楽しさを感じやすい発酵食です。
ヨーグルティア Sを使い続けるコツ
ヨーグルティア Sを長く使うコツは、最初から難しいものに挑戦しすぎないこと。まずは、次のような順番がおすすめです。
- 基本のヨーグルト
- 甘酒
- 塩麹
- 醤油麹
- 発酵あんこや味噌
作れるものがひとつ増えると、ヨーグルティア Sの出番も自然に増えていきます。発酵食品づくりは、毎回完璧に作ることよりも、自分の暮らしに合う使い方を見つけることが大切です。
そして、朝食にヨーグルト、週末に甘酒、冷蔵庫に塩麹、忙しい日の醤油麹といった小さな積み重ねが発酵を日常にしてくれます。